1歳のころ

【健診前チェック項目】

○つたい歩きをしますか。

○バイバイ、コンニチハなどの身振りをしますか。

○テレビの音楽に合わせて、からだを楽しそうに動かしますか。

○相手になって遊んでやると喜びますか。

○食事を3回、喜んで食べていますか。

○どんな遊びが好きですか。

○育児の心配、かかった病気、感想などを健診前に書き出しておきましょう。

自分の足で立ち、自立の一歩を踏み出す時期です。
財団法人母子衛生研究会の発行する母子健康手帳副読本「赤ちゃん-そのしあわせのために-」を参考に満1歳ころの子どもの様子をまとめてみました。



【スマートな体形へ】
身長は生まれたときの1.5倍、体重は3倍くらいに成長しています。手足の長さが伸び、見た目はスマートな体形になっていきます。



【たっちからあんよへ】
つかまり立ち、つたい歩き、あんよといった行動ができるようになるのもこの時期です。ただし、個人差が大きく、1歳すぎでつかまり立ちができる程度でも心配いりません。1歳半くらいまでに一人歩きをはじめるかどうか、少し気長に待ってみましょう。



【言葉】
早い子だとひと言ふた言の単語を話し始めるようになります。しかし、これも個人差があるためまだ話しはじめなくても心配いりません。親が話しかけたことを大体理解できていれば大丈夫です。

男の子は運動の発達、女の子は言葉の発達のほうがどちらかといえば早いようです。



【いたずら】
歩けるようになり、手指の動きも器用になってくるにつれて、子どもの好奇心はさらに広がります。親からみれば「いたずら」かも知れませんが、子どもにとっては、見て、触って、聞いて、なめて、嗅いで、一つずつ経験をつんでいるわけです。これらの好奇心による行動がなければ子どもは発達していきません。「いたずら」と思って叱り飛ばしたり、体罰を与えることはこの時期避けましょう。

ただし、「危険」と「安全」の境界を理解していないのも事実です。思いがけない事故にならないよう、親は十分注意と対策を立てなくてはなりません。とくに、
転落(ベッド、階段、窓、ベランダ)
やけど(アイロン、湯沸しポット、なべ)
溺水(浴槽、水遊び、洗濯機)
誤飲(タバコ、くすり、コイン、豆類、化粧品、画びょう、安全ピン、洗剤、ボタン電池)
交通事故(飛び出し)
などが多いようです。



【おっぱいをやめるタイミング】
自然に子どもが欲しがらなくなるのを待つのが理想的です。この時期になるとおっぱいを欲しがる目的が、母乳を飲むというより、一つの甘え行動になっているお子さんもいます。1歳を過ぎるとだんだんやめにくくなるようですから、次のお子さんをお考えのご家庭はこの時期やめるのは一つの目安でしょう。



【病気】
カゼをはじめ、いろいろな感染症にかかるようになります。特に保育園に通い始めた場合、はじめはうつしたりうつされたりが頻繁になることも多いです。多くはウイルス性の感染症で、時期が来れば治りますが、小児特有の病気も中にはありますので体調を崩したときにすぐに診てもらえる「かかりつけ医」を決めておきましょう。



【テレビやビデオ】
長時間(4時間以上)の「つけっぱなし」「みせっぱなし」は言葉の発達を遅らせるという警告が専門家の間では話題になっています。見せるのであれば、親も一緒に歌ったり会話したりしながらの方がよいでしょう。